自損事故の責任は自分で取るしかないの?

事故の中でも、相手のいない自損事故を起こしてしまった場合には、誰がどのように責任を問えば良いのかというと、当然ながら自損事故を起こしたドライバーが責任を負うことになります。
例えば物損事故となってしまい何かを壊した際には、壊したものについての弁償を行うことが決められています。
誰も見ていなかったからといってその場を立ち去ってしまうような事があれば、後から目撃情報や周辺の監視カメラの情報などによってつきとめられるケースがあるので、何かを壊してしまった場合には、できる限りその場で警察に連絡を入れたほうが良いでしょう。

そうすれば当て逃げとして扱われることもなく、刑事処分なども比較的軽いものになるといえます。
また、自損事故の際の責任に関しては保険会社によって扱いが違っていますので、自分が加入している保険会社で確認する必要があります。
自損事故であってもある程度までは保証してくれる保険会社もあれば、全てを保障してくれるといった保険会社もありますし、反対に自損事故の場合には、全く保障しないという保障会社もあるので、まずは確認しなければなりません。

多くの保険会社では自損事故について保障はしてくれませんが、近年では少しずつ自損事故でも保障してくれるような商品が増えてきています。
こうした保険に加入していない場合、自賠責保険から保障されるのかといえばそうではなく自賠責保険の場合には、あくまでも人身事故であり被害者に対しての保障しか行われませんから、自損事故を起こした場合の保障は一切ないと言えます。

他人の物を壊した場合の保障について

自損事故によって自分の車だけではなく、他人の車をはじめとして、家屋や門の一部また店舗などを破損させてしまった場合にはこのような部分についての保障をしなければなりません。
その際の費用については先方と十分な話し合いをしなければならないのですが、基本的に家屋や門の一部などの場合には新品交換となることがほとんどです。
また家屋の場合には一部を治すにも非常に高額な費用となってしまうことがあるため、こういった部分での保障費用には覚悟しなければならないと言えます。

店舗などの場合にも損壊してしまった部分をしっかり保障しなければなりませんので、ここでもやはり莫大な費用が必要になってしまうことが考えられます。
このような部分についてもある程度自分が加入している保険会社から保障されるケースと全く保証されないケースがあるので、まずは保険会社に相談してみると良いでしょう。
また保証する金額があまりにも高額となってしまい、一度に支払ができない場合には先方と分割による支払いを交渉する必要があります。

しかし先方が交渉に応じてくれない場合にはこちらから弁護士などを立てて、冷静な話し合いを持つことができるように取り組んでいきましょう。
またこのような自損事故や物損事故をしてしまった際に、無理に運転をさせられたというケースでは、無理に運転をさせた同乗者にも責任問題が発生してくるので、同乗者とともに保障していくことになります。
基本的に自損事故で物損事故というのは上でも説明した通り、保険会社なども保障しないケースがほとんどですから、どのようにして費用を支払っていくのかについてしっかりと考えなくてはなりません。

最初にも書いた通り、ぶつかって物を壊しておきながらその後はその場を黙って離れてしまうような事はしないようにしましょう。
どのような形でも最後まで責任を持つのがドライバーとしてのマナーと言えます。

同乗者も交通事故で責任を取るの?

自動車の運転をする人はしっかりと自分の責任を果たしながら運転をしなければなりません。
これはどういうことかというと、万が一交通事故に遭ってしまった際に、加害者となったケースでは当然ながら自動車を運転していたドライバーに多くの責任が発生するということになります。

これは誰もが知っていることですがご自身の知り合いをはじめとしてご家族や恋人など、同乗者がいた場合には、同乗者に過失がなければやはり全ての責任はドライバーが負、なくてはなりません。
このように書いてみると同乗者に責任問題が問われるケースもあるのか、と疑問に思う人もいるでしょう。
同乗者に課せられる責任はご存知ではないという人もいるようですが、場合によっては交通事故の加害者になってしまった時に、車に乗っていた同乗者には責任が課せられるケースがあります。

基本的に車の同乗者というのは好意同乗としてお金などを支払わない状態で同乗することがほとんどですが、好意同乗の場合であれば同乗者がドライバーの運転を邪魔するような言動をとっていたり、その他には強引にドライバーに対して運転させるようなことがあれば、同乗者に対しての責任が大きくなります。

参考:福岡の交通事故に強い法律事務所なら西日本綜合法律事務所

お酒を飲ませてからの運転強要は全面的に同乗者が責任を負う

会社の飲み会をはじめとしてプライベートな飲み会であってもドライバーにお酒を勧めておきながら、自分が帰る際に車を運転させ送ってもらうなどと考える上司や先輩などもいるようですが、このようにお酒を飲んだ状態で運転を強要するというのは事故が起きてしまった際に同乗者が全て責任を負うことになっています。
またこの他にもドライバーが非常に疲れていることを知りながら、長時間の運転をさせたというケースでも同乗者が責任を負うことになりますから、すべてではなくても、1部の責任を負う事もしっかりと考えなくてはなりません。

同乗者が責任を負うケースというのは非常に様々で、これ以外にも取引先まで急がなければならないのでスピードを上げて運転しろなどと部下に命令したような場合に事故を起こしてしまえば、当然ながらこのような命令をした上司にも責任問題が問われることになります。

ドライバーと同乗者で被害者に対しての責任を負う

上記のように、同乗者にも責任が問われるケースがありますが、まずはドライバー側にどれだけの過失があるのかということが判断され、その後ドライバーと同乗者でどれだけの過失を負うのかと言う部分で警察をはじめとして保険会社からも説明を受けることになります。
この場合同乗者がどのようなに保険に加入しているのかによって例えば、同乗者自身が加入している保険で誰かの車に同乗している中での交通事故により加害者になった際に保証してくれるといった内容であれば良いですが、そうでなかった場合には、加害者として同乗者保険を使用することはできませんので、被害者に対しての責任は全て自腹で行わなくてはなりません。

また、同乗者にも過失があると認められるケースでは、ドライバー自身の過失割合が計算されることになりますから、その分被害者に対して保証するといった部分で金銭的な負担は少なくなるでしょう。
ただし、同乗者とドライバーの間で過失問題でトラブルに発展してしまうことも多く、日頃からの信頼関係を築いておくことも大切になります。
会社関係で上司と部下であるドライバーでの間にトラブルが生じると、その後の仕事などにも影響が出てしまうことがあるので、このような部分で自分が不利になってしまいそうな時には正直に会社に話をした上で、上司にも責任を取ってもらうようにしましょう。

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